不思議な名前のバンド名との出会いと再開
私が初めて「レミオロメン」という言葉を聞いたのは10年近く前だったと思います。
あれは、確か妹に誘われて行ったバーでの出来事だったと思います。
カラオケもできるそのバーで妹が、
「マスター、歌いたい歌があるんだけどタイトルが分からないんだよね。レミオロメン?南風?どっちがタイトル?」
と言ったことで知った訳です。
その時は聞き流していたのでちゃんと覚えてはいなかったのですが何年か経ち、TVを観てると「粉雪」が流れてきて「良い歌だな。」と聴いていてTV画面を見るとちょうど曲のタイトルが出てきて、歌「レミオロメン」の文字が。
何か見覚えある様な名前だけどなんで私知ってるんだろう?と色々考えていたら、妹から聞いた言葉だと思い出して妹に確認すると「そうだよ。あの時のレミオロメン。有名になったよね。」とのことです。
なるほど、あの時の妹は、かなり先取りしてレミオさんの音楽を聞いていたというわけですね。
我が妹ながら、本当に音楽に関しては良いアンテナを立てていると思います。
変な名前?
妹の音楽論はさておき、レミオロメンという変な名前?だったからこそ、10年経っても、私がバンド名を記憶できたのだと思います。
あの時にちゃんと妹の歌を聞いていた訳ではなく、妹とバーのマスターとのやり取りを覚えていた自分に驚いたけれど、不思議な単語の組み合わせバンド名が意外と記憶に残りやすいのかもしれません。
それ以来、好きなアーティストの1組になりました。
ということは、人と違ったような、奇異に聞こえる名前というものにもメリットがあるということなんですね。
実は私も名前が少し変わっているのですが、それが小さい頃から嫌だったのです。
でも、それも実は知らないところでメリットを受けていたのかもしれません。
というのは、やはり人から覚えてもらいやすかったり、酷い時には知らない人も「名前が変な人」ということだけで私のことを知っていたり。
それも前向きに考えればメリットなのでした。
人間一番辛いのが誰からも気にかけてもらえない時ですからね。
今後は考え方を変えて、意味をとらえてきたいと思います。